二つの命奪われた夫「すべてに怒り」=判決に無念さにじませ―水戸ネイリスト殺害



大内拓実被告(29)への判決言い渡し後、殺害された小松本遥さん=当時(31)=の夫が30日午後、水戸市内で記者会見し、拘禁刑20年の判決に「全然納得できない。すべてに怒りを感じる」と語った。小松本さんは妊娠5カ月で、「二つの命を取られた。妻には『ごめんね』と言うしかない。法律は、被害者よりも加害者を守っている」と無念さをにじませた。

法廷ではこれまで検察官の隣の席で傍聴し、被告の様子を見続けてきた。「こちらに向かって謝罪することは一回もなかった。謝る意思はないと感じた」と振り返った。意見陳述で無期拘禁刑とするよう求めていただけに、主文が言い渡された際の様子は「(いずれ)外に出られるという安心した表情」のように見受けられたという。

第1発見者ともなった夫は「もっと早く帰宅していればと思うと、自分が今でも許せない」と話した。ストーカー被害を警察に相談する予定だったが、「どの部署に相談していいのか分からなかった。今後は窓口をもっと分かりやすくしてほしい」とも訴えた。

〔写真説明〕大内拓実被告への判決言い渡し後、記者会見する小松本遥さんの夫=30日、水戸市 〔写真説明〕大内拓実被告への判決言い渡し後、記者会見する小松本遥さんの夫=30日、水戸市

2026年09月30日 18時36分


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