「自信ない」「できない」過半=災害避難「タイミング分からない」も3割―日頃から備えを・日赤調査



日本赤十字社(東京都港区)が9日までに実施した災害時の避難に関する調査で、回答者の過半数が、災害時の避難行動に「自信がない」「できないと思う」と答えた。「避難のタイミングが分からない」も3割を占め、日赤防災業務課の山地智仁さんは「自分ごととして考え、日頃から備えておくことが重要」と呼び掛けている。

調査は7月3~7日に実施。選択式で、全国の10~60代の男女1440人からインターネットを通じて回答を得た。

災害を理由に避難行動を取ったことがあるかを複数回答で尋ねたところ、大半が「避難経験はない」(72.3%)と回答。「自宅内で安全確保をしたことがある」(16.0%)、「避難所へ避難したことがある」(8.5%)が続き、「車中泊をしたことがある」(5.2%)人もいた。

災害時、必要な情報を自ら収集して避難行動を取ることができると思うかを聞くと、「あまり自信がない」が42.4%で最も多く、「できないと思う」(10.8%)と合わせて5割を超えた。

避難のタイミングは「気象庁や自治体など公的機関が避難を呼び掛けたとき」が最多の30.1%だった。「周辺地域の被害状況を確認したとき」(13.8%)、「気象警報や津波・火山・地震に関する特別警報などが発表されたとき」(11.5%)がそれぞれ1割を超えたが、14.0%は「避難しないと思う」を選び、2番目に多かった。

避難をためらうとしたらその理由は何かを複数回答で聞くと、「避難のタイミングが分からない」(33.1%)が最多だった。他に「今いる場所を離れることが不安」(27.2%)、「避難先の環境が不安」(20.5%)、「避難中の移動環境が不安」(20.3%)が目立った。

2026年10月09日 14時39分

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