
沖縄県名護市辺野古沖で小型船2隻が転覆し、同志社国際高校(京都府)2年の武石知華さん=当時(17)=ら2人が死亡した事故で、武石さんの両親が17日、県庁で古謝玄太知事と面会した。研修旅行を巡るガイドラインの策定など、安全確保の取り組みを求めた。
遺族と沖縄県知事の面会は事故後初めて。非公開で行われた後、双方がそろって記者団の取材に応じた。
武石さんの父親によると、面会では体験活動を提供する側の安全管理の実態把握などを要望。事故を起こした2隻が海上運送法上の事業登録をしていなかったことを踏まえ、「登録のない主体が子供を船に乗せることが二度と起こらないようにしてほしい」と訴えた。
古謝氏は「教育旅行の安全確保、風化させない取り組みについて検討していく」と述べた。
事故は16日で発生から7カ月となった。面会に先立ち、古謝氏は現場海域近くの辺野古漁港を訪れ、献花した。
〔写真説明〕面会後に取材に応じる沖縄県の古謝玄太知事(左)と武石知華さんの両親=17日午後、同県庁
〔写真説明〕辺野古転覆事故の現場に向かって手を合わせる古謝玄太沖縄県知事=17日午前、沖縄県名護市
2026年10月17日 20時28分