陸上の世界選手権東京大会第6日は18日、東京・国立競技場で行われ、男子400メートル決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62で6位入賞を果たした。同種目の日本勢では、1991年東京大会で7位に入った高野進を上回る過去最高位。
女子5000メートル予選で田中希実(ニューバランス)は14分47秒14の1組5着で20日の決勝に進んだ。決勝進出は4大会連続。1万メートル6位の広中璃梨佳(日本郵政グループ)、山本有真(積水化学)は敗退した。
200メートル準決勝に臨んだ男子の鵜沢飛羽(JAL)は20秒23の1組6着で敗退。女子の井戸アビゲイル風果(東邦銀行)も23秒15の1組8着で決勝に進めなかった。同800メートル予選の久保凜(東大阪大敬愛高)、同走り高跳び予選の高橋渚(センコー)も敗退した。
女子400メートルはシドニー・マクラフリンレブロニ(米国)が、世界歴代2位で大会新記録の47秒78をマークし優勝した。
【時事通信社】
〔写真説明〕男子400メートルで6位入賞し、笑顔の中島佑気ジョセフ=18日、東京・国立競技場
〔写真説明〕女子5000メートル予選、力走する田中希実=18日、東京・国立競技場
〔写真説明〕女子400メートル決勝、力走する米国のマクラフリンレブロニ=18日、東京・国立競技場
2025年09月18日 23時12分