ヤクルトの山田が自身の本塁打で、プロ通算1000得点目のホームを踏んだ。二回、甘く入った速球を引っ張って左翼席にたたき込む10号ソロ。「しっかりフルスイングをした。芯にも当たったし、いい角度がついてくれた」。同時に12年連続の2桁本塁打もマークした。
1000得点の達成者は山田がプロ野球49人目で、打者の偉業とされる2000安打の56人よりも少ない。節目の記録を山田は「自分の力だけでは達成できない。後ろの選手が打ってくれて、僕がホームインできている。感謝の気持ちでいっぱい」と謙虚に振り返った。
得点を重ねるには高い出塁率を残すことに加え、長打や盗塁などで先の塁に進むことも求められる。「自分の持ち味。そういう選手になりたいと思ってプレーしている」と山田。2018年のシーズン130得点は、歴代3位の記録。通算1000得点は過去にトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を3度も達成した実力者だからこそ、たどり着くことができた大台と言える。
【時事通信社】
〔写真説明〕2回、ソロ本塁打を放つヤクルトの山田=18日、神宮
2025年09月18日 22時30分