ソフトバンク、勝負の八回に逆転=直接対決制しM7―プロ野球



ソフトバンクがしぶとく試合をひっくり返した。日本ハムとの直接対決を制してマジックを二つ減らし「7」に。連覇へ大きく近づく、価値ある白星をもぎ取った。

なかなか好機を生かせないまま迎えた1―2の八回だった。この回マウンドに上がった日本ハムの古林睿煬から、栗原が7号ソロを放って振り出しに。「どうやって打ったか分からない。野球人生においてもしびれるホームランだった」。この一発で相手は揺らいだか。1死満塁と好機を広げると、代打の川瀬が代わったばかりの田中から押し出し四球を選び、決勝の打点をマークした。

小久保監督の積極的な采配も勝利につながった。制球に苦しんだ先発の大関を早々に諦め、三回途中から継投。松本晴らが最少失点に抑え、期待に応えた。ビハインドの展開でも、中継ぎの柱の藤井、松本裕を投入して追加点を許さず、逆転につなげた。小久保監督は「延長戦は考えていなかった。八回に勝負を懸けていた」と、興奮気味に振り返った。

日本ハムとのゲーム差を4.5に広げた。「大変有利になった」とうなずく指揮官。連覇へのカウントダウンは着実に進んでいる。

【時事通信社】 〔写真説明〕8回、同点のソロ本塁打を放つソフトバンクの栗原=18日、みずほPayPay

2025年09月18日 22時59分


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