
【オーランド(米フロリダ州)時事】プロ野球巨人からポスティングシステムを利用して米大リーグ入りを目指す岡本和真内野手の代理人を務めるスコット・ボラス氏が9日、ウインターミーティングが行われているフロリダ州オーランドで報道陣の取材に応じ、「内野を守れて長打力がある選手の需要は高い」と語った。
一塁と三塁を守れる岡本に関してボラス氏は「多くのチームが三塁手として守備力を評価している。一、三塁を守れて30本塁打を期待できる選手はあまりいない」と、高評価を受けていることを示唆した。同様にポスティングを申請した西武の今井達也投手については「市場で最も若くて、最も速い球を投げる投手。エース級の力があり、多くの球団が関心を寄せている」と述べた。
フィリーズのトムソン監督は今井を「とてもいい投手。先発として活躍するだろう」と評価。今季ワールドシリーズを戦ったブルージェイズのシュナイダー監督は、岡本と今井、ヤクルトから大リーグ入りを目指す村上宗隆内野手について「素晴らしい選手。関心はある」と話した。
【時事通信社】
〔写真説明〕ウインターミーティングで報道陣の取材に応じる代理人のスコット・ボラス氏=9日、米フロリダ州オーランド
2025年12月10日 10時09分