
【オーランド(米フロリダ州)時事】来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を狙う日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督が9日、米フロリダ州オーランドで取材に応じ、ドジャースの大谷翔平選手の起用方法について「彼(の選択)を尊重する」と話した。
ドジャースのロバーツ監督は打者への専念を望んでいる。井端監督は「レギュラーシーズンで最初から投げるなら、(WBCで)投手として投げないで大丈夫なのかというのもあると思う」と述べた。
メンバーでは、投球間の時間を制限する「ピッチクロック」などに慣れている大リーガーを積極的に選考したい考え。ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指すヤクルトの村上宗隆、巨人の岡本和真両内野手、西武の今井達也投手の招集も想定しており、井端監督は「(移籍先の)球団との話し合いになる」と語った。
【時事通信社】
〔写真説明〕取材に応じる日本代表「侍ジャパン」の井端監督=9日、米フロリダ州オーランド
2025年12月10日 10時58分