同級生でライバル同士、夢舞台に=世代トップの長谷川と荻原―スノーボード〔ミラノ・コルティナ五輪〕



世代のトップを走ってきた2人が、五輪で決勝の舞台に立つ。7日(日本時間8日未明)に行われるスノーボード男子ビッグエアで、ともに20歳でTOKIOインカラミ所属の長谷川帝勝と荻原大翔が頂点に挑む。2人は同級生でライバル同士。常に切磋琢磨(せっさたくま)して成長を遂げてきた。

日本代表の西田崇コーチは「ジュニアの頃から名前が売れていた。トップ2のような感じだった」と振り返る。先に世界の舞台で結果を残したのは長谷川。2021、23年の世界ジュニア選手権で優勝し、23年1月にワールドカップ(W杯)で初優勝。荻原は同年10月にW杯を初めて制した。

選手としてのタイプは「真逆だと思う」と荻原は言う。長谷川は高いレベルで多彩な技をこなせ、安定感もあるのが強み。一方の荻原はバリエーションの豊富さこそ長谷川に譲るが、ギネス世界記録に認定された横6回転半の大技を持つなど、技の難度では負けていない。5日のビッグエア予選を1位で通過した荻原の実力を、長谷川は「大翔は回ることに関して昔から突出していた。努力もしているが、天才でもある」と認める。

雪上から離れれば、2人の関係は競争相手から仲の良い友達に変わる。遠征先では部屋が一緒になることが多く、他の選手も含めてテレビゲームで盛り上がる。「多分、俺が一番ゲームでも負けず嫌い」とは荻原。

5日の予選後、長谷川は「自分たちのスノーボードを通して、感動や生きざまを感じてもらえたら」と話した。少年時代からしのぎを削り、一緒に金メダルを目指してきた。今後も競い合い、スノーボード界を盛り上げる。

【時事通信社】 〔写真説明〕練習を終え、笑顔で撮影に応じるスノーボード男子の長谷川帝勝(前列左)、荻原大翔(後列左)ら=3日、リビーニョ

2026年02月07日 17時46分


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