東京金の高藤直寿が現役引退=「勝てない自分に価値ない」―柔道



柔道男子60キロ級で2021年東京五輪金メダリストの高藤直寿(32)=パーク24=が9日、現役引退を表明した。東京都内で記者会見に臨み、「勝てない自分に価値はないと思ってやってきた。選手としてひと区切りをつける」と述べた。

24年パリ五輪代表入りを逃した後、28年ロサンゼルス五輪を目指して現役を続行。しかし、左膝の靱帯(じんたい)を断裂した影響で昨夏の復帰後は結果を残せず、3回戦で敗れた昨年11月の講道館杯後に引退を決意した。「諦めたくない気持ちもあったが、現状を見てロス五輪は無理だろうと思った」と語った。

今後は所属先で指導者として後進を育てる。会見では、男子66キロ級で五輪連覇の阿部一二三から「高藤コーチとともに五輪3連覇を目指したい」と声を掛けられ、「みんなの夢をかなえるサポートをしていきたい」と決意を述べた。

【時事通信社】 〔写真説明〕現役引退の記者会見で、阿部一二三(右)から花束を贈られる柔道の高藤直寿=9日、東京都品川区

2026年03月09日 17時50分


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