
【ロサンゼルス時事】米大リーグ、ドジャースの本拠地に日本人にとってはおなじみの赤と白のロゴが登場した。球団はこのほどカジュアル衣料チェーンのユニクロとパートナーシップ契約を締結。球場の中堅後方などに「UNIQLO
FIELD」と書かれた看板が設置された。
ドジャースには大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人3選手が所属。スポーツ・ビジネス・ジャーナル誌によると、球団のスポンサーは76社中20社が日本企業と、訴求力の高さがうかがえる。昨年で米国進出20年を迎えたユニクロは、同国での認知度を一段と高める狙いがある。
今年3月末の時点でユニクロはカナダを含む北米地域に計116店舗を構える。2027年までに200店舗に増やす計画で、「ドジャースと同様に世界一を目指している」とはユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長。ファンに服をプレゼントするイベントなども企画している。
契約年数や金額などの詳細は明かされていないが、地元紙ロサンゼルス・タイムズは5年総額1億2500万ドル(約199億円)超と報道。ドジャースのスタン・カステン球団社長は「われわれのパートナーシップはある種、運命づけられていた」と述べ、ウィンウィンの契約だと強調する。
ドジャースタジアムは1962年の開場以来、球場の命名権を売却していない。今回はグラウンドの命名権を売った形だ。特定のエリアに限定して呼称を付けさせる手法は、絶妙な落としどころ。ロサンゼルス・タイムズは「伝統を維持しつつ、多大な収益を確保する賢明な判断」と評した。今回の契約はスター選手の高年俸を支える貴重な財源にもなり得る。
【時事通信社】
〔写真説明〕ドジャースの球場内に掲出されたユニクロ・フィールドの看板(左)=3月25日、ロサンゼルス
〔写真説明〕ドジャースとパートナーシップ契約を結び、記念撮影するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(中央左)ら。同右はドジャースのロバーツ監督=3月25日、ロサンゼルス
2026年04月03日 14時33分