
楽天の小深田がバットでチームを3連勝に導いた。0―0の八回2死一、二塁。西武の甲斐野に対して打席での意識は「コンパクトに」。160キロに迫る速球をはじき返すと、鋭い打球が右中間へ。決勝の2点三塁打となり、ベンチに向かってガッツポーズをつくった。
打線は二回から七回まで完璧に抑えられ、投手陣は走者を背負いながらも耐える苦しい展開だった。楽天ベンチは、八回1死から浅村が単打で出塁すると代走平良を送って勝負に出る。二盗に成功し、この試合で初めて得点圏に走者を進めた。ここしかない勝負どころでの殊勲打。小深田は「投手も粘っていた。何とかここで一本という気持ちだった。打ててよかった」。
ドラフト1位で2020年に楽天入りし、1年目に打率2割8分8厘をマークしたが、これがキャリアハイ。昨季は自己最少の打席数に終わり、「やっぱり打たないと試合には出られない」と語っていた。打撃で勝利に貢献した30歳は「続けていかないと意味がない。一日一日、しっかり準備をしたい」と淡々と振り返った。
【時事通信社】
〔写真説明〕8回、先制の2点三塁打を放ち、喜ぶ楽天の小深田=4日、ベルーナドーム
2026年04月04日 19時09分