
甲子園に降り続く雨を、豪快なアーチで切り裂いた。阪神の森下がリーグ単独トップとなる先制4号ソロ。プロ初先発で同期入団の茨木を援護し「自分が打って(茨木を)勝たせられてよかった」と喜んだ。
ヤクルトの奥川に対し、三回まで無得点。風穴を開けたのは、やはり勢いに乗る主軸のバットだった。四回の先頭。第1打席で見逃し三振に仕留められた変化球を、すくい上げるようなスイングで捉えた。「スライダー系は頭に入っていた。うまく拾うことができた」。この一撃がチームに流れを呼び、大山の適時打でリードを広げた。
毎年、本塁打と打点の数字を伸ばしている25歳は「打撃タイトルを全部取りたい」と高い向上心を抱く。今季の目標に掲げるのは35本塁打。それを悠々と達成しそうな、春先の活躍ぶりだ。
開幕からの好調で打率も3割を維持。リーグ連覇に欠かせない中心打者が、首位ヤクルトとのカード3戦目で価値ある働きを見せた。「もっとチャンスで打てればいい」。貪欲に勝利に貢献するつもりだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕4回、先制のソロ本塁打を放つ阪神の森下=9日、甲子園
〔写真説明〕4回、先制のソロ本塁打を放ち、ベンチ前で迎えられる阪神の森下=9日、甲子園
2026年04月09日 22時10分