
鹿島が王者の風格を見せた。昨年のJ1で優勝を争った柏を相手に、敵地で完勝。「順位に関係なく、常にトレーニングを100%でやってくれているところが、成果につながっている」とは鬼木監督。この日も、攻守に隙のないプレーを披露した。
パス回しを得意とする相手にボールを持たれても慌てない。ブロックを敷いて守り、危険なゾーンに進入されると、的確なプレスで攻撃の芽を摘んだ。日本代表GK早川も落ち着いたセーブで、守備陣をもり立てた。
唯一の得点は前半終了間際。濃野が前線でボールを奪うと、ドリブルでゴール前へと運ぶ。ラストパスを鈴木が仕留めた。退場者を出した試合終盤は柏の猛攻を受けたが、チーム全員で体を張って無失点で逃げ切り。GK早川は「全員で守って、全員で攻められていることが、この勝利につながっている」と胸を張った。
総力戦で白星をつかみ3連勝。大型連休を挟んだ5連戦の初戦を最高の形で滑り出した。今後に向け「勝つだけ」と鈴木。このまま首位を走り続ける。
【時事通信社】
〔写真説明〕前半、先制ゴールを決める鹿島の鈴木(右)=24日、三協F柏
2026年04月24日 22時54分