
こんな姿が見たかった。オリックスの新外国人シーモアが、右翼席のファンに待望の来日初アーチを届けた。
日本ハムのエース伊藤に封じられ、0―1で迎えた七回。西川、太田の連続二塁打で追い付いた後、2死二塁でシーモアが打席へ。それまでに凡退した2打席の感触は悪くなかったそうで、「アプローチは変えない」。2球目のスプリットを完璧なスイングで捉えた。67打席目で飛び出した特大の一発。ダイヤモンドを回り、自身をたたえるように手をたたいた。
191センチ、113キロの体格を誇る左打者。昨季は米マイナーの3Aで30本塁打を放った実績もあり、長打力が求められていた。大きな期待は重圧にもなっただろう。思うように打撃の調子が上向かず、少し悩む様子も見られただけに、決勝2ランとなったこの打席は「待ち焦がれた瞬間だった」。
好投したエスピノーザと並んでヒーローインタビューに臨み、「本当に良い日になった」。チームは首位を走る。新戦力が本領発揮となれば、他球団にとってオリックスはいよいよ手ごわい存在となる。
【時事通信社】
〔写真説明〕7回、勝ち越しの2点本塁打を放つオリックスのシーモア=24日、京セラドーム
〔写真説明〕ヒーローインタビュー後、笑顔を見せるオリックスのシーモア(左)と開幕4連勝のエスピノーザ=24日、京セラドーム
2026年04月24日 22時17分