
重苦しい雰囲気を120球の力投で吹き払った。完全復活を目指す楽天の早川がソフトバンク打線を相手に7回3安打無失点。チームの連敗を6で止め、三木監督は「きょうは早川に尽きる」と手放しでたたえた。
二回から3イニング連続で先頭打者に出塁を許したが、「最終的にホームを踏ませなければいい」と動じなかった。切れのある直球を軸に果敢に攻めて9奪三振。五回2死二塁では近藤を真っすぐで詰まらせて左飛に仕留める。味方が均衡を破った直後の七回をきっちり3人で抑えてマウンドを譲った。
2024年に初の2桁となる11勝。昨年は2勝(8敗)に終わり、秋には左肩の手術を受けた。復活を期する今季はここまで4試合、いずれも7イニング以上を投げて試合をつくり、「守備の先輩方、声を掛けてくれるベンチ、そういうチームワークができてこそのピッチング」。選手会長は仲間への信頼を口にする。
連敗中は湿りがちだった打線も息を吹き返し、7点を奪った。早川は「自分の中でも自信になるし、チームとしても勢いに乗っていけるかなと思う」。十分に役割を果たし、胸を張った。
【時事通信社】
〔写真説明〕力投する楽天先発の早川=3日、みずほPayPay
2026年05月03日 17時51分