地球6周の広域開催=移動に明暗、日本はF組最長―W杯サッカー



サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、カナダ、米国、メキシコの総面積は、約2180万平方キロメートル。日本の約58倍に及ぶ広域開催となる。大会公式サイトや各国当局の資料を基に、全48チームの1次リーグ総移動距離を独自に算出した。

キャンプ地を基点に第1~3戦の会場がある都市をそれぞれ往復した距離は、最長がE組のキュラソーで1万148キロ、最短がA組のメキシコで904キロとなった。格差は11.2倍。同じ広域開催だった2014年ブラジル大会の7.2倍より広がった。

日本は全体で8番目に長い7494キロで、F組では最長。最短となるスウェーデンの2390キロとは3.1倍の開きだ。オランダは3558キロ、チュニジアは3170キロで、両国と比べても2倍以上となる。

キャンプ地の都市で試合が行われるか否かで、負担を伴う遠征の回数も変わる。オランダとスウェーデンは2度、チュニジアは1度。日本は3試合全てで遠征し、第2戦のチュニジア戦(モンテレイ)、第3戦のスウェーデン戦(ダラス)は相手が拠点とする都市で戦う。

強豪ではJ組のアルゼンチンが2972キロ、I組のフランスが1500キロと短い。一方でイングランドは9090キロで4番目に長い。

ブラジル大会では32チームを距離の長短で二分すると、1次リーグを突破したのは距離の短い区分から10チーム、長い区分からは6チームだった。気候や環境の変化に加え、長時間の移動で体が硬くなるなど大敵は多い。今回は48チーム合計で約24万キロを移動。地球を6周した先に待つのは、歓喜か失意か。

【時事通信社】 〔写真説明〕2日、千葉・成田空港からメキシコへ出発するサッカー日本代表選手たち(AFP時事)

2026年06月06日 08時34分


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