カーリングの日本選手権が7日に開幕した。横浜市での開催は昨季に続いてとなるが、今回は異例の6月。日本カーリング協会の酒巻智副会長兼専務理事は「氷がちゃんとできるのかがポイント」と語る。
日本選手権は、従来カーリングの盛んな北海道や長野、青森で冬に開催されてきた。専用リンクがない地域で大会を開くには、会場設営に時間やコストがかかる。特に今年はミラノ・コルティナ五輪の影響で、開催が気温が上昇するこの時期にずれ込んだ。普段はバスケットボール男子Bリーグの試合やライブなどが行われる複合アリーナ型施設の横浜BUNTAIには、アイスメーカーらが約1週間前から現地入りしてリンクづくりに取り組んだ。
担当の飯田俊哉さんは「(2月より)湿度を多く含む外気がストーンの曲がりに影響する」と難しさを指摘する。それでも日本協会が首都圏の開催にこだわる理由の一つは、競技の普及拡大にある。本場の北海道でも、少子化などを背景に競技者数の減少が課題となっている。
海外では主要大会をアリーナの非専用リンクで開催するケースが増え、環境への対応など競技面への効果にも期待がある。日本協会は女子世界選手権の招致を目標とし、横浜開催を積極的にアピール。観客席約2000席を設けるアリーナのチケットは売れ行き好調だという。
【時事通信社】
2026年06月08日 08時06分
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