
ヤクルトの46歳石川にとって無念の今季初登板となった。一回、ダルベックに2ランを浴びるなど打ち込まれ、わずか24球でノックアウト。制球力が生命線の石川だが、この夜は少しずつ甘く入った。顔をしかめ、手当てのためにベンチへ。そのまま交代となった。
プロ25年目。積み上げた勝利数は188と実績は抜群だが、今年は春に故障したこともあり、2軍戦に登板して調整してきた。長らく1軍での登板がないのは初めてのこと。結果が出ない悔しさやもどかしさはあった。
「ここで無理かなと思ったら、もうその先はない。そういう意味では、全盛期がこれから来ると真剣に思ってやっている」。そう語っていた左腕。どんな状況にあっても、諦めることはなかった。
今月中旬、埼玉県戸田市の2軍球場。練習日には一人黙々とメニューをこなしたり、時に選手らと話し込んだりする姿があった。「やっぱり野球が大好きだからこそ、もっとうまくなりたい」
25日に1軍に合流し、「チームのために結果を出すことが一番大事」と闘志を燃やしていた。この悔しさは計り知れない。
【時事通信社】
〔写真説明〕1回、巨人のダルベック(奥)に2点本塁打を打たれたヤクルト先発の石川=27日、神宮
2026年08月27日 20時28分