高安、2日連続の殊勲=大の里撃破、力強い当たり―大相撲秋場所



結びの一番で波乱を起こし、館内のファンをどっと沸かせた。36歳の高安は大の里を真っ向勝負で撃破し、「これだけの歓声を浴びるのは気持ちいい。やりがいがある」と余韻に浸った。

力強い当たりで横綱をひるませ、突っ張って追い詰める。土俵際まで攻めを緩めず、自身も一回転するほどの勢いの中、大の里が土俵下へと飛び出した。「踏み込みも良く、当たった後の流れも良い」と充実感をにじませた。

3日目は、横綱昇進が懸かる霧島に圧力で勝り、土をつけた。8月の夏巡業では稽古中に左脚を負傷して離脱。慢性的な腰痛も抱え、場所前の鍛錬に不安を残したが、2日連続の殊勲に八角理事長(元横綱北勝海)を「立派だ」とうならせた。

自身よりも若い上位陣との手合わせに心を躍らせ、糧としてきた。「長くやっている分、いろいろなスター力士と真剣勝負ができる。とても幸せなこと。昭和のお相撲さんとは戦えないので」。令和の相撲界を引っ張る最高位に土をつけ、秋の土俵で確かな存在感を示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕大の里(左)を攻める高安=16日、東京・両国国技館

2026年09月16日 20時31分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース