
プロ4年目での初完投を完封で飾った楽天の荘司は、節目のイニングでヤマ場を迎えた。初の規定投球回(143)到達まで、あと6として臨んだ先発マウンドの六回にピンチを背負った。
先頭の山口はバットを折りながらも左翼線に運ばれる二塁打。藤原は二ゴロで1死三塁となり、中軸を迎えた。3番西川はファウルで粘られたものの、最後は内角高めに150キロ超の速球を投げ込んで三振を奪った。
4番の佐藤は、内角低めの厳しいコースへの落ちる球で空振り三振。143イニング目を無失点で踏ん張ると、グラブをたたいて雄たけびを上げた。「そこ(規定投球回)を一番の目標に掲げて今年は臨んでいた。達成できてすごくうれしい」
新潟明訓高から立大を経て、ロッテとの競合の末にドラフト1位で2023年に楽天入り。昨季までは109回3分の2を投げて5勝を挙げた1年目が自己最高と、思うような成績ではなかった。
ヒーローインタビューでは楽天ファンの陣取る左翼席に向け、「やっと皆さんが望んでいたような結果を残すことができた。これを続けていけるように頑張っていきたい」と誓った。規定投球回をクリアし、155奪三振は目下リーグトップ。25歳の右腕が一皮むけようとしている。
【時事通信社】
〔写真説明〕荘司康誠選手(球団提供)
2026年09月16日 22時14分