
世界選手権東京大会の予選敗退から1年。女子やり投げの北口は、またも自国の大舞台で実力を出し切れず銀メダル。「全然、勝負にならなくて悔しい」。涙がこみ上げた。
18歳で世界歴代2位の記録を持つ厳子怡(中国)が、1回目で大会新記録の70メートル46。一方で、北口は3回目まで60メートルを超えられない。最終6回目に62メートル70をマークしたが、ライバルに遠く及ばず肩を落とした。
昨年は右肘痛で低迷。今季は男子やり投げ世界記録保持者のゼレズニー氏を新コーチに迎え、助走や投てきフォームを大きく改良した。今月のアルティメット選手権で、3年ぶりに自身の日本記録を更新する68メートル92をマークして優勝したが、名古屋で会心の一投は出なかった。
「絶対に70メートルを投げられる力はある。また来年、挑戦したい」と懸命に前を向いた。
【時事通信社】
〔写真説明〕陸上女子やり投げを終え、涙を流す北口榛花=27日、愛知・パロマ瑞穂スタジアム
2026年09月27日 22時55分