
窮地に立たされていたチームに、22歳が勝利を呼び込んだ。第2戦の先発マウンドを託された日本ハムの達が、6回3安打無失点、7奪三振でCS初白星。レギュラーシーズンは5勝8敗に終わっており、「なかなか勝てなかったので、3勝分ぐらいプラスしてほしい」と冗談交じりに言った。
味方打線の拙攻が続いても、我慢強く投げた。1―0の六回、先頭のカナリオに右前打を許すなどして2死一、二塁のピンチ。前の打席で安打を放っていた石井を打席に迎えた。初球を捉えた痛烈な打球は右前へ抜けそうだったが、一塁手の清宮幸が好捕。達はグラブをたたきながら、笑顔を見せた。
昨年はソフトバンクとのCSファイナルステージ初戦に先発し、6回を無失点。中4日で最終戦にも登板した。「CSで打たれたイメージはあんまりなかった。いいイメージのまま、きょうも投げた」。加藤投手コーチは「去年経験したのが大きかったんじゃないか」と話す。これで1勝1敗のタイに。勢いのまま逆転突破を狙う。
【時事通信社】
〔写真説明〕力投する日本ハム先発の達=11日、ベルーナドーム
2026年10月11日 19時52分