7人制から異例の抜てき=23歳時任凜空、WTBで挑戦―ラグビー日本代表



秋のテストマッチに向けて活動を再開したラグビー日本代表に、異色の若手が抜てきされた。バックスの時任凜空(武蔵)は、リーグワン未出場の23歳。「びっくりしたが、本当にうれしい。アグレッシブにチャレンジしたい」。一足飛びでの代表初キャップ獲得を目指す。

鹿児島県霧島市出身で、福岡工大を今春卒業したばかり。7人制の代表として出場した愛知・名古屋アジア大会で、6試合で5トライと活躍したことがエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の目に留まった。所属チームの武蔵に戻り、「試合に出ることを目標に頑張ろう」としていた矢先、15人制の代表合宿に呼ばれた。

ワールドカップまで1年を切った今、日本代表の課題の一つが決定力のあるWTBの不在だ。ジョーンズHCから「ウイングで頑張ってほしい」と伝えられているそうで、「7人制で鍛えたスピードで取り切りたい。ジャパンのためなら、どのポジションでもやる」。身長184センチで実はCTBが本職。代表定着へ、異なる持ち場でも全力を尽くす覚悟だ。

7人制よりもスペースの少ない15人制で、どれだけ突破力を発揮できるかは未知数。一方、代表で求められる倒れてもすぐに立ち上がってプレーを続ける献身性については、「7人制で鍛えてきた。しっかり意識して取り組めている」と順応に自信を示す。

ターゲットは24日のフィジー代表戦。「そこで活躍できるように頑張りたい」。今季の国内最後のテストマッチで、新たなスター候補に名乗りを上げられるか。

【時事通信社】 〔写真説明〕ラグビーの日本代表合宿で練習するバックスの時任凜空=13日、大分県別府市 〔写真説明〕愛知・名古屋アジア大会ラグビー7人制男子3位決定戦で、突破する時任凜空=3日、愛知・パロマ瑞穂ラグビー場(AFP時事)

2026年10月20日 14時30分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース