経験重ね泰然自若=岸里奈、団体決勝進出に貢献―世界体操



【ロッテルダム時事】体操の世界選手権第3日は19日、オランダのロッテルダムで女子予選が終了し、18日に演技した日本は団体総合で4種目合計161.630点の5位となり、上位8チームによる21日の決勝に進んだ。チームメートにミスもあった中、光ったのが岸里奈(戸田市スポーツセンター)の安定感だった。

杉原愛子(アローヴラボ・TRyAS)は段違い平行棒で落下し、初代表で16歳の西山実沙(なんばク)も跳馬の着地が大きく乱れるなど、軸として期待された2人が本来の力を出せなかった。一方で、岸は淡々と演技。「こんなに緊張しない試合は初めて」と目を丸くした。

パリ五輪代表の19歳。世界選手権は3度目で、国際大会の積み重ねが内面の成長につながっている。出だしの跳馬はウオーミングアップでミスしたが、「自分は結構経験してきているんだから」と前向きに切り替えて14.000点。つまずくことなく、残りの種目につなげた。

得意のゆかは一部の技が認められず、難度を示すDスコアが予定より低かった。H難度の大技「シリバス」も回避しており、まだ得点アップの余地がある。決勝では「もっといい演技ができるように」。泰然と構え、地力を発揮するつもりだ。

【時事通信社】

2026年10月20日 15時55分

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