57キロ級、洪可新が圧倒=藤波朱理の父も警戒―レスリング女子



【アスタナ時事】1日までカザフスタンのアスタナで行われたレスリング世界選手権で、女子57キロ級の洪可新(中国)が他の選手を圧倒した。先の愛知・名古屋アジア大会に続く優勝で今年は国際大会で無敗。2028年ロサンゼルス五輪では、藤波朱理(レスター)ら日本勢にとって最大のライバルになりそうだ。

洪はパリ五輪で銅メダル。その後、さらに成長を遂げた。愛知・名古屋アジア大会の決勝では、藤波の連勝を155で止めたソン・イルシム(北朝鮮)を7―2で下し、鮮烈な印象を残した。

ソンや藤波が不在だった今回の世界選手権は全4試合を無失点でテクニカルスペリオリティー勝ち。決勝は永本聖奈(アイシン)を高速タックルで一方的に攻め、「自分の技を確実に決めることができた」と満足げだった。永本は「スピードについていけなかった」と振り返った。

藤波の父、俊一さんは日本代表のコーチとして試合を見届け、「思った通りの強さ」と警戒。藤波が12月の全日本選手権で優勝し、来春のアジア選手権に出れば対戦する可能性がある。パワーを持ち味とするソンとは異なり、洪は藤波と似たタイプ。俊一さんは「戦えば面白い試合になると思う。楽しみ」と思いを巡らせた。

【時事通信社】 〔写真説明〕レスリング世界選手権女子57キロ級で優勝した中国の洪可新=10月28日、カザフスタン・アスタナ 〔写真説明〕レスリング世界選手権女子57キロ級決勝で永本聖奈(奥)を攻める中国の洪可新=10月28日、カザフスタン・アスタナ

2026年11月02日 14時33分


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