トランプ関税の影響議論＝日米会談にも注目―Ｇ２０財務相会議、２４日開幕
【ワシントン時事】２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議が２３日午後（日本時間２４日午前）、米ワシントンで開幕する。トランプ米政権の高関税政策が世界経済を下押しするとの懸念が高まる中、金融市場は不安定さを増しており、会議では関税政策の悪影響や自由貿易体制の維持が議論される見通しだ。
会議には、日本から加藤勝信財務相と植田和男日銀総裁が出席。加藤氏は２４日にもべセント米財務長官と個別に会談する方向だ。トランプ政権は他国の通貨安誘導が巨額の貿易赤字につながっていると批判しており、日本に円安是正を求めてくる可能性がある。加藤氏は訪米前の記者会見で「為替問題は、ベセント長官との間で緊密に協議していくことを確認している」と述べた。
【時事通信社】
2025年04月23日 18時05分
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