ローマ教皇に最後の別れ=首脳ら葬儀参列、40万人追悼―「心開き、献身」・バチカン



【バチカン市時事】21日に88歳で死去したフランシスコ・ローマ教皇(在位2013~25年)の葬儀が26日、バチカン市のサンピエトロ広場で執り行われた。聖職者のほか、トランプ米大統領ら世界の首脳が参列。弱者に寄り添う姿勢を貫き、14億人の信者を束ねたカトリック教会の最高指導者に最後の別れを告げた。

葬儀は、教皇の最高顧問を務める枢機卿団のレ首席が主宰。「誰にでも心を開いた教皇だった。最後の日まで献身を選んだ」としのんだ。ウィリアム英皇太子、フランスのマクロン大統領、教皇の母国アルゼンチンのミレイ大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領、日本の岩屋毅外相らも出席。会場や周辺、沿道は追悼に訪れた推定40万人の群衆に埋め尽くされた。

【時事通信社】 〔写真説明〕26日、バチカン市で執り行われたフランシスコ・ローマ教皇の葬儀で、運ばれる教皇のひつぎ(EPA時事) 〔写真説明〕26日、ローマ教皇の葬儀が執り行われたバチカン市のサンピエトロ広場(EPA時事) 〔写真説明〕ローマ教皇の葬儀に参列する岩屋毅外相(左端中央)=26日、バチカン市(外務省提供) 〔写真説明〕26日、バチカン市で行われたフランシスコ・ローマ教皇の葬儀に出席するトランプ米大統領(左)(EPA時事)

2025年04月28日 12時39分


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