総務省は3日、参院選の選挙人名簿登録者数(2日現在)を発表した。時事通信社が選挙区ごとに1議席当たりの有権者数を試算した「1票の格差」は最大3.126倍で、3倍を上回った。
全国の有権者数は1億424万5113人。選挙区別で最も多いのが東京都の1164万5722人で、福井県が最も少ない62万962人だった。
1議席当たりの有権者数で見ると、最も多かったのが東京都の97万477人で、最も少なかった福井県の31万481人との開きは3.126倍だった。以下、福井との開きは神奈川県(3.119倍)、宮城県(3.066倍)、大阪府(2.939倍)、新潟県(2.921倍)の順だった。
参院選の1票の格差は近年、約3倍前後で推移。最高裁は、最大3.03倍だった2022年の前回参院選について合憲とする判決を出している。
【時事通信社】
2025年07月03日 22時20分
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