第27回参院選の立候補受け付けは3日午後5時に締め切られる。同2時半現在、選挙区348人と比例代表172人の計520人が届け出た。与野党11党が候補を擁立。野党の協力が限定的なこともあり、全体の人数を一定程度押し上げた。
選挙区の届け出数を各党別に見ると、自民党が48人、公明党が7人、立憲民主党が29人、日本維新の会が15人、共産党が28人、国民民主党が22人、れいわ新選組が12人、参政党が45人、社民党が6人、日本保守党が5人、「みんなでつくる党」が1人。このほか諸派96人、無所属34人となっている。
比例の内訳は、自民31人、公明17人、立民22人、維新13人、共産19人、国民19人、れいわ12人、参政10人、社民5人、保守4人。六つの政治団体も計20人を立てた。
今回、32ある改選数1の「1人区」のうち、立民、維新、共産、国民などが候補者を調整できたのは半分の16。前回2022年も協力が進まず、全体の候補者数は545人に上った。全1人区で一本化が実現した16、19年は300人台にとどまっていた。
【時事通信社】
〔写真説明〕参院選が公示され、演説を聴く人たち=3日午前、宮崎県国富町
2025年07月03日 16時19分