プロボクシングのトリプル世界戦が30日、横浜BUNTAIで行われ、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級タイトルマッチで、世界初挑戦の23歳、高見亨介(帝拳)が王者のエリック・ロサ(ドミニカ共和国)を10回2分48秒TKOで破り、新チャンピオンとなった。高見の戦績は10戦全勝(8KO)。
世界ボクシング評議会(WBC)、WBAフライ級統一王者の寺地拳四朗(BMB)はリカルド・サンドバル(米国)に1―2の判定で敗れて王座防衛に失敗した。寺地の戦績は25勝(16KO)2敗。
WBAバンタム級タイトルマッチは、比嘉大吾(志成)が王者アントニオ・バルガス(米国)と引き分け、王座奪取はならなかった。比嘉は試合後、現役引退を表明した。戦績は21勝(19KO)3敗3分け。
【時事通信社】
〔写真説明〕WBAライトフライ級の新王者となり、喜ぶ高見亨介=30日、横浜BUNTAI
〔写真説明〕WBC、WBAフライ級統一王座防衛戦の4回、サンドバル(手前)を攻める寺地拳四朗=30日、横浜BUNTAI
〔写真説明〕WBAバンタム級タイトルマッチの2回、バルガス(右)を攻める比嘉大吾=30日、横浜BUNTAI
2025年07月30日 22時56分