男子35キロ競歩の勝木が銅、メダル第1号=女子1万の広中6位―世界陸上開幕



陸上の世界選手権東京大会は13日、東京・国立競技場で開幕し、男子35キロ競歩で勝木隼人(自衛隊)が2時間29分16秒で自身初メダルとなる銅を獲得した。今大会の日本勢のメダル第1号。川野将虎(旭化成)は18位、丸尾知司(愛知製鋼)は26位で、エバン・ダンフィー(カナダ)が優勝。

女子1万メートル決勝で広中璃梨佳(日本郵政グループ)は6位に入り、2大会連続入賞。混合1600メートルリレー決勝で日本(吉津、井戸、今泉、松本)は8位に入り、初入賞。予選で3分12秒08の日本新記録をマークした。

男子100メートル予選ではサニブラウン・ハキーム(東レ)が10秒37の7組7着で敗退し、3大会連続入賞を逃した。10秒28の桐生祥秀(日本生命)、10秒37の守祐陽(大東大)も敗退。

男子3000メートル障害予選は三浦龍司(SUBARU)が1組3着で15日の決勝に進出。女子1500メートル予選の田中希実(ニューバランス)、同走り幅跳び予選の秦澄美鈴(住友電工)は敗退した。同35キロ競歩は梅野倖子(LOCOK)が日本勢最高の15位。

【時事通信社】 〔写真説明〕男子35キロ競歩でゴールを目指す勝木隼人(左端)と川野将虎(左から2人目)=13日、東京都新宿区 〔写真説明〕女子1万メートルで6位入賞し、笑顔の広中璃梨佳=13日、東京・国立競技場 〔写真説明〕男子3000メートル障害予選、水濠(ごう)を越える三浦龍司(中央)=13日、東京・国立競技場 〔写真説明〕男子100メートル予選、力走するサニブラウン・ハキーム(左)=13日、東京・国立競技場

2025年09月13日 22時52分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース