日米首脳、空母視察を検討=横須賀で結束アピールへ



日米両政府は、今月下旬のトランプ米大統領の来日に合わせ、両首脳が米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を訪れ、原子力空母「ジョージ・ワシントン」を視察する方向で検討に入った。複数の日本政府関係者が11日、明らかにした。

日本側は、20日にも召集される臨時国会で選出見通しの新首相が、トランプ氏と共に横須賀を訪問。在日米軍の隊員らを激励し、日米の結束を国内外にアピールしたい考えだ。

トランプ氏は、マレーシアで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席後、27~29日の日程で来日する予定。首脳会談は28日で調整している。

トランプ氏の来日は2019年以来。第2次政権では初となる。19年に来日した際は、海上自衛隊横須賀基地(同市)でいずも型護衛艦「かが」に乗艦し、安倍晋三首相(当時)と共に日米隊員に訓示を行った。

【時事通信社】 〔写真説明〕米海軍横須賀基地に向かって航行する原子力空母「ジョージ・ワシントン」=2024年11月、東京湾 〔写真説明〕海上自衛隊の護衛艦「かが」を視察後、甲板上で談笑するトランプ米大統領(中央左)と安倍晋三首相(同右)=2019年5月、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地

2025年10月11日 14時34分


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