
第221特別国会は18日に召集され、高市早苗首相(自民党総裁)を第105代首相に選出する。首相は直ちに組閣し、同日中に第2次高市内閣が発足する。衆院解散・総選挙の影響で2026年度予算案の審議入りは例年より大幅に遅れている。首相は早期成立に全力を挙げる方針だ。
首相は17日の党役員会で、大勝した衆院選に触れ「国民から寄せられた期待を謙虚に受け止める。身が引き締まる思いだ」と強調。予算案や税制改正関連法案などを「一日も早く成立させたい」と語った。
首相は自民幹部に対し、予算案の今年度内成立を「諦めない」と伝えている。立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長は17日、記者団に「1カ月で予算案を通すというのは国会の自殺行為だ」とけん制。十分な審議時間の確保を求めた。予算案を巡る与野党の対立は冒頭から激化しそうだ。
18日は衆参両院の本会議で首相指名選挙を行い、自民や日本維新の会などの多数で高市氏が首相に改めて指名される。第2次内閣は皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て、同日夜に発足する。首相は就任から約4カ月しか経過していないことを踏まえ、第1次内閣の閣僚を原則再任する意向だ。19日に副大臣と政務官を任命する。
20日に天皇陛下をお迎えして開会式を行い、首相の施政方針演説など政府4演説を実施する予定。24日以降に各党代表質問を行う。特別国会の会期は7月17日までの150日間。
与野党は17日の衆院各派協議会で、衆院選の結果を受け、常任・特別委員長のうち2ポストを除き与党が占めることで合意した。日本維新の会が法務委と政治改革特別委の、中道改革連合は懲罰委、消費者問題特別委の委員長を出す。
【時事通信社】
〔写真説明〕自民党役員会に臨む高市早苗首相(左から4人目)ら=17日、東京・永田町の同党本部
2026年02月17日 19時13分