
自民党の鈴木俊一、国民民主党の榛葉賀津也両幹事長は10日、2026年度予算案の審議を巡り国会内で会談した。榛葉氏は審議時間の不足を理由に、与党が目指す13日の衆院通過に反対する立場を表明。高市早苗首相が掲げる年度内成立について「どうあがいても難しい」と伝えた。
自民は年度内成立の成否は国民民主の対応がカギを握っているとみており、引き続き協力を求める方針だ。
鈴木氏は会談で、国民民主が所得税の課税最低ライン「年収の壁」引き上げに絡み、予算案の年度内成立に向けて歩調を合わせることで昨年末に自民と合意した経緯に言及。「イラン情勢や経済状況を考え、予定通り早期に可決してほしい」と求めた。
これに対し、榛葉氏は「(国民民主として)協力できないような猛スピードで審議している」と与党を批判した。参院では与党が過半数を占めていないと指摘。日米首脳会談のための高市早苗首相の訪米が来週予定されている点にも触れ、3月中に採決を終えるのは困難だとの認識を示した。
【時事通信社】
〔写真説明〕会談に臨む自民党の鈴木俊一幹事長(右)、国民民主党の榛葉賀津也幹事長=10日午後、国会内
2026年03月10日 19時47分