
中道改革連合は7日、「安定的な皇位継承に関する検討本部」の会合を国会内で開き、皇族数の確保策を巡り、旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案を容認する方向で大筋一致した。女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案に賛成の立場も改めて確認した。森英介衆院議長が目指す今国会中の皇室典範改正に向けて前進した形だ。
中道には女性皇族の夫と子に皇族の身分を与えるかどうかで意見の違いが残る。ただ、森議長は5月中旬までの意見集約を求めており、中道は11日に再協議し、見解取りまとめを目指す方針だ。
与野党の「全体会議」では、女性皇族身分保持案に各党がおおむね賛同する一方、旧宮家養子案を巡り推進派の自民党、日本維新の会などと、慎重派の立憲民主党などが対立。中道の見解に注目が集まっている。
7日の会合には中道所属衆院議員約15人が出席。笠浩史本部長は党内でのアンケートの結果などを踏まえ、(1)女性皇族身分保持案を認め、夫と子の扱いは「しかるべきとき」まで先送りする(2)旧宮家養子案を1947年に皇籍を離脱した旧11宮家を対象に認め、慎重な制度設計を行う―とした本部長案を提示した。
【時事通信社】
〔写真説明〕中道改革連合の「安定的な皇位継承に関する検討本部」の会合であいさつする笠浩史本部長(左)。右は中野洋昌幹事長代行=7日午後、国会内
2026年05月07日 19時13分