
中道改革連合は11日、「安定的な皇位継承に関する検討本部」の会合を国会内で開き、皇族数の確保策について党の見解を大筋で了承した。焦点となっている旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案について、今後の対応を笠浩史本部長に一任。なお異論が残る状況を踏まえ、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案を「優先的な方策」と位置付けた。
中道は7日の検討本部で、政府の有識者会議が示した(1)女性皇族の身分保持(2)旧宮家の養子―の2案について議論。(1)の賛成を確認し、(2)を容認する方向でおおむね一致した。
だが、落選中の枝野幸男元代表が(2)の容認に反発。11日の会合で、笠氏は(2)について「認めることも考えられる」との見解案を示したが、「容認と受け止められる」との意見が出たため、文言は引き続き検討する。
会合後、笠氏は(2)を「(選択肢として)否定しない」としつつ、(1)が「第一優先だ」と記者団に説明した。
(1)を巡っては、女性皇族の夫や子の身分付与で、党内の意見が割れている。見解案は「当事者の意向など個別の事情を勘案し、適時適切に対応する」と結論を先送りし、付則の検討条項に定めるよう求めた。
【時事通信社】
〔写真説明〕中道改革連合の「安定的な皇位継承に関する検討本部」の会合であいさつする笠浩史本部長(中央)=11日午後、国会内
2026年05月11日 20時33分