
政府のインテリジェンス(情報収集・分析)能力を高めるための「国家情報会議」設置法案は8日、参院本会議で高市早苗首相が出席して趣旨説明と質疑を行い、審議入りした。首相は、今後公表する政府の中長期的な情報活動の方策に関し「個人情報やプライバシーを無用に侵害するような情報収集、提供を行わない方策を検討する」と述べた。
立憲民主党の小島智子氏への答弁。首相は法案成立によって、「国民からの情報取得を容易にする新たな捜査権限を新設したり、拡充したりするものではない」との認識も示した。
国民民主党の堂込麻紀子氏は会議の事務局を担う「国家情報局」について、人工知能(AI)や経済安全保障の知見を持つ人材の確保が重要だと訴えた。首相は「インテリジェンス業務の高度化を踏まえると、AIやサイバーに関する人材確保は重要な課題だ」と強調し、官民交流や中途採用を推進すると説明した。
【時事通信社】
〔写真説明〕参院本会議で答弁する高市早苗首相=8日午前、国会内
〔写真説明〕参院本会議で「国家情報会議」設置法案の趣旨説明を行う木原稔官房長官=8日午前、国会内
2026年05月08日 12時11分