
【サンパウロ時事】南米コロンビアで5月31日、左派ペトロ大統領の任期満了に伴う大統領選が実施され、選管当局によると、暫定開票率99.6%時点で、右派の弁護士アベラルド・デラエスプリエジャ氏(47)が得票率43.7%で首位に立った。当選要件である過半数の得票には届かず、ペトロ氏の後継候補で同40.9%と2位につけた左派イバン・セペダ上院議員(63)と共に6月21日の決選投票に臨む。
事前の各種世論調査では、セペダ氏が一貫してリードしていた。しかし、反政府ゲリラによるテロ事件などが続く中、強硬な治安政策を掲げたデラエスプリエジャ氏が終盤に追い上げた。
デラエスプリエジャ氏は、ペトロ氏が看板政策として掲げた「対話」を通じた麻薬組織の解体が、かえって組織の勢力拡大を許したと厳しく批判。治安悪化が懸念される中、掃討作戦の実施や巨大刑務所の建設などを訴え、支持を伸ばした。
開票後には「21日後に私たちは歴史をつくるだろう!」とSNSに投稿。勝利への決意を強調した。
【時事通信社】
〔写真説明〕5月31日、コロンビア北部バランキージャの投票所に姿を見せたデラエスプリエジャ氏(AFP時事)
〔写真説明〕5月31日、ボゴタで投票に臨むセペダ氏(AFP時事)
2026年06月01日 16時10分