石油、28年3月まで安定供給=高市首相表明、代替調達にめど―中東会議



高市早苗首相は11日、中東情勢に関する関係閣僚会議で、「2028年3月末まで石油の安定供給が可能となった」と述べた。これまでは「来年春まで安定供給可能」との認識を示しており、1年程度延びた格好だ。

首相は、今年7月には原油調達の全量をホルムズ海峡を経由しない代替調達で確保できるめどが立ったと説明。新たにメキシコから原油が届く予定で、米国からも前年同月比10倍以上の原油が調達できる見通しだという。

さらに、8月以降の代替調達率が75%だとしても、石油備蓄の活用により安定供給の継続が可能だと強調した。

首相はまた、「引き続き懸念の声がある潤滑油については、主要メーカーからの直接販売の仕組みを設けた」と明らかにした。潤滑油はエンジンオイルや切削油など数千品目にわたって利用されており、流通が複雑で目詰まりも起こりやすいとみられている。新たな仕組みは10日に構築済みで、事業者に行き渡るようにしたい考えだ。

資金繰りに苦しむ中小企業支援も強化。政府は7月から、通常のセーフティーネット保証とは別枠で限度額2.8億円の公的信用保証を行う制度の対象について、建築工事業など583業種に拡大する方針で、事前相談の受け付けを始めた。

【時事通信社】 〔写真説明〕高市早苗首相=9日、首相官邸

2026年06月11日 21時13分


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