24年度の社会保障給付費138兆円=高齢化で2番目の水準―厚労省



厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は29日、2024年度に年金、医療、介護などに充てられた社会保障給付費が前年度比2.0%増の138兆3019億円だったと発表した。高齢化や物価上昇の影響で年金給付が伸びた。給付費が前年度を上回るのは3年ぶり。新型コロナウイルスへの対応で給付費が膨らんだ21年度に次いで過去2番目の高水準だった。

社会保障給付費は、社会保険料や税金を財源として、年金や医療などに充てられた費用の総額。窓口で支払う自己負担は含まない。

24年度の内訳で最も大きかったのは「年金」で、前年度比2.6%増の57兆8528億円だった。介護や子育てなどの「福祉その他」は6.2%増の35兆6436億円。高齢化や介護報酬の引き上げが影響した。

一方、「医療」は1.9%減の44兆8055億円。コロナ対策費の減少で、2年連続で前年度を下回った。

人口1人当たりの給付費は111万7100円で、前年度から2万6400円増えた。国内総生産(GDP)に占める給付費の割合は21.53%で、0.37ポイント低下した。

【時事通信社】 〔写真説明〕厚生労働省=東京都千代田区

2026年07月29日 11時13分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース