
厚生労働省は6日、卓越した技能を持ち、その道の第一人者として活躍する「現代の名工」に141人を選出したと発表した。表彰式は9日に東京都内で行われる。
選ばれたのは、安土城天守の復元などに貢献した箔(はく)押師の中沢孝司さん(73)=京都市=や、全国菓子大博覧会の最高位・名誉総裁賞を女性で初めて受賞した和生菓子製造工の石塚久子さん(48)=千葉県野田市=ら。
最年長はいずれも86歳で、理容師の米倉一さん=岐阜市=と、博多水引結工の長沢宏昭さん=福岡市。最年少はパレスホテル東京のフランス料理店マネジャー山本晃平さん(41)=東京都。今回は、庭師や魚介干物製造工など9職種からも初めて選ばれた。
141人の勤務地は東京が最多の19人で、愛知16人、大阪11人、京都10人などが続いた。
現代の名工は、職人の地位と技能の向上、継承を目的に1967年に創設された。表彰対象者は今回を含め計7517人に上る。
【時事通信社】
〔写真説明〕「現代の名工」に選ばれた石塚久子さん(写真左)と山本晃平さん
2026年11月06日 15時45分