主要産油国、大幅減産で合意=日量2000万バレルか―ロイター報道



【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は9日、テレビ会議で緊急会合を開いた。ロイター通信によると、OPECプラスの中核のサウジアラビアとロシアは大幅減産で合意。減産量は世界全体の産油量の約20%に当たる日量2000万バレルとする方向で引き続き協議中だという。

実現すれば過去最大の減産となる。新型コロナウイルスの感染拡大で原油需要が急減する中、原油価格の押し上げを目指す。原油相場が上昇すれば、日本でも電気料金やガソリン価格に上昇圧力がかかりそうだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕石油輸出国機構(OPEC)本部=2018年12月、ウィーン

2020年04月10日 00時32分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース