【ニューヨーク時事】週末23日のニューヨーク株式市場では、景気後退懸念を背景に売りが膨らみ、株価は4日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比486.27ドル安の2万9590.41ドルで終了。終値としては2020年11月以来約1年10カ月ぶりの安値となった。
ダウの下げ幅は一時800ドルを超える場面もあった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は198.88ポイント安の1万0867.93で引けた。
市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制に向けて積極的な金融引き締めを続け、景気の悪化を招くとの懸念が根強い。米長期金利が高水準で推移していることも、ハイテク株や成長株の重しとなった。
【時事通信社】
2022年09月24日 07時25分
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