一般社団法人 日本電子機器補修協会
堂島取引所(大阪市)は27日、金など貴金属先物を上場した。日本取引所グループ(JPX)傘下の大阪取引所も同様の先物を扱っているが、堂島は取引単位を小口化したのが特徴。ただ、初日の出来高は大阪取を大きく下回り、今後は取引拡大が課題となる。
金先物は1グラム当たり8302円50銭の初値を付けたが、その後下げ、清算値は8294円90銭だった。
堂島の金の取引単位は10グラム。個人投資家が少額から参入できるように、大阪取の金標準先物(1キロ)に比べ100分の1とした。国内商品先物市場の低迷が続く中、堂島は取引の小口化により新たな投資家層を開拓し、活性化を目指す。
白金と銀の先物も上場した。いずれも決済の期限のない「限日取引」で、夜間取引も行う。村田雅志社長は記者会見し、取引量の目標として「2024年3月ごろまでに(グラム換算で大阪取の)4~5割まで引き上げたい」と語った。金の初日の出来高は712枚だった。
【時事通信社】
〔写真説明〕金先物を上場後、撮影に応じる堂島取引所の村田雅志社長=27日午前、大阪市内
2023年03月27日 18時30分
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