重要鉱物で日印連携強化=日本政府が現地でイベント



【ニューデリー時事】インド首都ニューデリーの日本大使館で2日、重要鉱物やそれを利用したバッテリーのサプライチェーン(供給網)に関する日印の連携強化を目的としたイベントが初めて開かれた。

日本の関係省庁や日本貿易振興機構(ジェトロ)が共催。背景には重要鉱物の精製や加工で中国が圧倒的シェアを握る現状への危機感がある。日本の業界団体「電池サプライチェーン協議会」の会員やインド側から計約70社が集結。両政府関係者を含め約200人が参加した。

電気自動車(EV)などに使われるバッテリーの製造やリサイクルといったテーマでパネルディスカッションを行ったほか、企業同士の個別商談時間も設けた。

〔写真説明〕インドの日本大使館で開かれた、重要鉱物などに関する日印の連携強化を目的としたイベント=2日、ニューデリー

2025年07月03日 09時03分


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