
フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)は10日、2026年3月期の通期連結業績予想を上方修正し、本業のもうけを示す営業損益の赤字が従来予想の120億円から105億円(前期は182億円の黒字)に縮小する見通しだと発表した。元タレント中居正広氏の性加害問題を受けて激減した放送事業の広告収入が、想定よりも回復すると見込んだ。純損益の黒字も165億円から185億円(同201億円の赤字)に引き上げた。
〔写真説明〕フジ・メディア・ホールディングス=東京都港区
2025年11月11日 08時03分