
【ニューヨーク時事】米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが2025年7~9月期(第3四半期)に米IT大手グーグルの親会社アルファベットの株式を取得したことが14日、分かった。9月末時点の保有時価は約43億ドル(約6600億円)。一方、継続的に手放しているIT大手アップル株は15%削減した。
バークシャーが米当局に届け出た報告書で判明した。
人工知能(AI)の成長拡大見通しが第3四半期までの株高をけん引。AI関連銘柄は割高との評価を受けることが多い。割安な株を取得する傾向のあるバフェット氏はこれまでAIに絡んだ株式投資に距離を置いてきただけに、市場では今回の判断に驚きが広がりそうだ。
〔写真説明〕米投資家ウォーレン・バフェット氏=2019年5月、ネブラスカ州オマハ(AFP時事)
2025年11月15日 10時01分