
電力大手10社は27日、12月使用分(来年1月請求分)の電気料金を公表した。火力発電用の原油と石炭の価格上昇が影響し、7社が標準家庭で前月から10~39円値上がりする。都市ガス大手4社は、液化天然ガス(LNG)の価格下落により、24~32円安くなる。
値上がりする電力7社で、上げ幅が最も大きいのは沖縄電力の39円。関西電力は前月並みで、東京電力は5円安い8634円となる。中部電力も値下がりする。
都市ガス料金は、東京ガスが前月より32円安い5651円となる。4社中最大の下げ幅。下げ幅が最も小さいのは西部ガスの24円。
〔写真説明〕電気メーター(資料写真)
2025年11月27日 17時40分