前橋市長がホテル問題で辞職=「自分の行動にけじめ」―市長選、来年1月12日投開票



前橋市議会(定数38、欠員1)は27日の本会議で、小川晶市長(42)が同日付で辞職することに全会一致で同意した。部下で既婚の男性職員とラブホテルに通っていた問題を受け、小川氏は25日、富田公隆議長に退職願を提出していた。

本会議で小川氏は「悩み抜いた末の決断だ。市長職を離れることで、自分の行動に対するけじめをつけることが最善だと判断した」と辞職理由を述べた。

市選挙管理委員会は、小川氏の辞職に伴う市長選の日程を来年1月5日告示、12日投開票と決めた。小川氏はこれまで出馬に意欲を示してきたが、本会議後の記者団の取材には「今後のことは支援者や市民とよく相談しながら考えたい」と述べるにとどめた。市長選では弁護士の新人が出馬の意向を固めている。

【時事通信社】 〔写真説明〕前橋市議会の本会議で発言する小川晶市長=27日午後、同市 〔写真説明〕部下で既婚の男性職員とラブホテルに通っていた問題を巡り、前橋市議会で辞職が認められて報道陣の取材に応じる小川晶市長(右端)=27日午後、同市

2025年11月27日 17時27分


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